補助的療法「薬物療法」
「変形性ひざ関節症」の柱となる治療法は、
「運動療法」を中心とした保存的療法です。
「薬物療法」は、あくまでも補助的な療法として用いられます。
薬物を服用したりして痛みがひくのはその時だけです。
薬が切れればまた同じ痛みが襲ってくるので、治療とは言えません。
薬物療法を行うケースは、例えば「運動療法」を行うにあたって感じるひざの痛みを軽減するなどです。
どうしても「運動療法」を始めたころというのは、
すぐにひざに痛みを感じやすくなっています。
じっくりのんびり自分のペースで進めていけばいいのですが、
あまりに痛みを感じるようであれば、進むものも進みません。
そこで、副作用の少ない消炎鎮痛剤を局所的に使用し、
「運動療法」がスムーズに進められるよう助けます。
消炎鎮痛剤の代表的な成分として「インドメタシン」がありますが、
市販の薬でもこの成分を含んだ塗り薬などが売られています。
これは、皮膚にしみこんで関節まで浸透するので、
内服薬と同じぐらいの効果が期待できます。
また、ひざは痛むけどどうしてもゴルフに行かなければならない時や、
湿気が多くて歩くのも辛いぐらいひざが痛むときなど、
応急処置的にのみ薬などを処方してもらえる場合もあります。
ただ、あくまでも治療法は「運動療法」で行うことが前提で、
「薬物療法」とは利用できるところだけ利用するといった感じに
上手に距離をとりながら行いましょう。


