痛風
関節や足の親指の付け根などに激しい痛みが突然起こる病気が、「痛風」です。
「痛風」は、風が吹くだけで痛いというところから名前がつけられましたが、
とにかく痛みは強烈です。
それほど多くありませんが、ひざ関節に痛みが起こる場合もあります。
女性よりも男性に多い病気で、
血液中に「尿酸」という物質が増加する事が原因で引き起こされます。
「尿酸」は、発泡酒などでもおなじみの「プリン体」と呼ばれる物質が、
体内で分解されて作られます。
「プリン体」は食物から摂取するだけでなく、新陳代謝によって体内でも作られます。
その量が、基準を超えてしまうと、必然的に「尿酸」値もあがり、
増加した「尿酸」が針状の結晶となって、
体内のあちこちに沈着して痛みを引き起こすのです。
昔の西洋では上流階級の人がかかる特別な病気とされていました。
それは、「痛風」が美食や大酒が影響を与える病気だったためです。
しかし、第二次世界大戦後の急速な発展により、
粗食だった日本人も豊かな食生活を手に入れるようになり、
痛風が一般的な病気へと変わってきてしまいました。
健康診断などで「尿酸値が高い」と言われた人は、
「痛風」の症状が出ていなくても、必ず医療機関を受診するようにしましょう。
「痛風」は徐々に蓄積した「尿酸」の結晶が、
ある日突然痛みに変わり体を襲います。
そうなる前に、自分の健康状態は見逃さないようにしましょう。


